夫のアルコール依存症や家庭内暴力、離婚を経験しておられますが、愛情や道徳、モラルという言葉や気持ちに引きずられて、苦しい時期を長く経験してしまったと言っておられます。病気は愛情では治せないのに、自分が頑張ることで家族が破滅への道を歩むことになると警鐘を鳴らしておられます。
貧困や暴力も耐えるのではなく、逃げることが必要だとおっしゃっています。介護も頑張ろうとせず、割り切ってプロに任せることが大切だと言います。身近な人を施設に預けるのは、自分が努力していないためだと後ろめたくなることはありません。一番悪いのは、ぎりぎりまで頑張って共倒れすることです。ぎりぎりまで努力することが美徳のように思われがちですが、それは間違いだと言い切っておられます。
「女の子が生きていくときに、覚えておいてほしいこと」という本も書かれています。西原さんの人生が疑似体験できるかも知れません。
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