2018年1月14日日曜日

一人暮らしの心配ごと

一月も半分終わろうとしています。本当に早いですね。今日は百箇日のお勤めをしました。ご主人と二人で市内に居を構え暮らしておられました。お嬢さんが市内に住んでおられ、何かと面倒を見ておられましたが、昨年の秋お父さんが亡くなられ、お母さんが一人暮らしとなられました。同じ市内とはいえ、お嬢さんにも家庭がありますので毎日顔を見せるというわけには行きません。百箇日を機会に、お母さんをケアハウスの世話になることに決められたようです。お元気で自分で何でもされますが、やはり人の目があるところが安心のようです。今までの住居は整理されるそうです。お家にあった仏壇を持って来られました。お盆にあるお焚き上げの総供養までお寺で預かることにしました。新聞によると2040年には一人暮らしの世帯が全体の4割を占めるそうです。

私のところのご門徒さんでも、毎年のように何人か看取りなしの死を迎えられる方があります。残念ながらすべて不審死扱いとなりました。早くて翌日、長ければ数日後の発見ということでした。新聞が溜まったり、郵便物が溜まったりすることが手掛かりになることもあります。一人暮らしの場合は何かあっても外部からはわからないことが多いようです。これだけ科学技術が進歩しているのですから、体調異常があった場合には周りの人が察知できるような簡易システムが出来ないものでしょうか。 

0 件のコメント:

コメントを投稿