2017年11月2日木曜日

新たな住宅問題

空き家は更地にすると税金が高くなるため、持ち主が放置するという問題は以前にも書きましたが、ここに来て新たな住宅問題が生まれてきました。地方、都会を問わず賃貸に住んでいるという高齢者は多いと思います。中でも昭和55年以前に作られた賃貸住宅は、今建て替えの時期を迎えています。このタイミングで、建て替えをするために住民に退去を求める建物が増えていると云います。これで困るのが夫婦や単身の高齢者です。
次の入居先を見つけようと思っても、家賃の問題や保証人の問題で困難を極めます。頼みの公営住宅は競争率50倍ということで、なかなか当たりません。そこでターゲットになったのが、数多くある空き家です。空き家に住むことが出来れば問題解決なのですが、空き家のほとんどが耐震に問題あるそうです。
耐震工事には高額な費用が必要となります。今後さらに増えていく退去を求められる高齢者のために安心して暮らせる住居を確保することが急務です。

0 件のコメント:

コメントを投稿