2017年9月3日日曜日

神宮寺の活動から学ぶ

朝晩はめっきり涼しくなって、半そで半ズボンが似合わなくなりました。それでも日中はまだまだ暑往復書簡さを感じます。お盆後の慌ただしさも少し落ち着き、本を手に取る時間が出来たので7月に神宮寺の高橋卓志さんからいただいた資料を読んでいます。「寺よ、変われ」は二度読み直しましたし、信濃毎日新聞社のコラムを集めた「奔僧記」、鎌田實さんとの往復書簡で綴る「生き方のコツ 死に方の選択」も買い求めて読みました。

毎回60ページにも及ぶ神宮寺の寺報「未来への遊行帳」も5冊いただきすべて読みました。特にお布施特集は考えさせられることがたくさんありました。寺は悩める人を救う所、100人の生き方があれば100通りの別れ方があって当然、お寺は生老病死すべてにかかわる所など全面的同感できるものです。経理公開など多くを実践していますが、まだお布施の目安明示は行なっていません。高橋さんに怒られそうですが、もう少し時間がかかりますが方向性は見えて来ました。過去10年間の平均を目安として提示するくらいは出来るかも知れません。

高橋さんは、イオンの葬儀販売、アマゾンのお坊さん便などにも明確な答えを出しておられます。抽象的な批判では何も変えることは出来ないでしょう。実践と経験に裏打ちされた意見の強さに惹かれるものがあります。

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