2017年9月12日火曜日

ストレス解消法

講師依頼の打診ということで、松本市の神宮寺住職 高橋卓志さんにコンタクトを取って見ました。再来年の事でしたので、じっくり話を詰めればいいと思っていたのですが、なんと70歳を前にして、タイの国で大学に入学するということでした。再来年の事のようですが、大変驚きました。お寺の在り方について苦言を呈し、自ら反省して実践してこられた住職です。やれることは全部やり切ったという感がないでも無いですが、まだまだ教えていただきたいことがたくさんあります。世襲制を断ち切りきっぱりお寺をあとにするという生き方は潔いですが、誰にもまねは出来ません。ここまで作り上げた神宮寺に未練はないのでしょうか?
目的はタイ語研修と上座部仏教の実践を学ぶためだそうですが、どこからそんな気力が出て来るのでしょうか。今までも超人的な活動をして来られた高橋住職ですが、龍谷大学の講義で聞けなかったストレス解消法を聞いてみました。なんと自分の好きなことや興味のあることに没頭することだそうです。恐らく時間を忘れて無我夢中になることをするということでしょうね。分かるような気がしました。ある本に涅槃の境地とは、我を忘れて熱中している時の心持に似ていると書いてありました。その時の集中力は大変なものでしょうね。


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