2017年7月2日日曜日

庶民の気持ちは

藤井四段の30連勝をかけた戦いと、都議選の開票が同時進行でした。藤井四段は結果的に中盤の劣勢を跳ね返すことが出来ませんでしたが、自民党は終盤のポカを取り戻すことが出来ませんでした。藤井四段はこれをバネにして更に精進すると思いますが、自民党はどうなのでしょうか?

保守王道の自民党と言えども、おごりから来る失態が続けば負けるのは火を見るよりも明らかです。今回の結果で一番感じるのは、これだけ謙虚でいなさいと言われ続けたのに、有頂天時代が続くと人間はどうしても脇が甘くなるということでした。安倍さんのやり方は守りに弱いと思いました。佐々木五段の玉寄せの妙手は安倍さんには無理なのでしょうか。

誰が見ても分かるように、安倍さんはお友達を大切にします。これも必要なことですが、自分のために働くのか、党のために働くのか、国民のために働くのかということを考えた場合、自分のためかなあという感じがします。
動かない水は腐るように、いくら良い人物であっても同じところに留まると悪い面が強く出て来ます。今回で政治の流れが変わると思いますが、難しいのはこれからの都民ファーストの進み方です。勝って兜の緒を締めよという言葉がありますが、その通りだと思っています。

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