午後からは養源寺の門徒であった方が得度を終わられ挨拶に見えました。岡山の曹洞宗のお寺の檀家でしたが、浄土真宗の教誨師にあこがれ、自ら僧侶の道を目指されたものです。今から6年ほど前にふらっとお見えになり、お話しを聞いて養源寺のご門徒としてお迎えしました。そこから先は中央仏教学院の通信教育専修課程を3年間勉強され、この6月に得度されたものです。早速本堂で僧侶としての初のお勤めを行ないました。
得度習礼は随分きつかったようです。正座による足の骨折や筋肉の断裂など結構な負傷者が出たと言っておられました。彼は声明が難しかったようで、課題テストに4回も落ちたということでした。あまりの厳しさに夜、涙したことがあったということでしたが、よっぽどつらかったのでしょう。でもそれを乗り越えて来られたのですから立派だと思います。近いうちに養源寺の僧侶4人で本堂でお勤めしたいと思います。
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