2017年6月15日木曜日

ルーツを知りたい

夕方86歳の大阪在住の女性から電話がありました。羽田さんと名乗られました。用件は自分の孫世代にあたる人からルーツを知りたいという話しがあり、50年以上前の自分の記憶を頼りに電話してこられたものでした。記憶では鳥取市にある浄土宗の養源寺というお寺ということでした。養源寺という名前は合っていますが、浄土宗ではありませんと話しました。

鳥取大地震の時、多くの墓が倒れて羽田家の墓も倒れてしまい、50年以上前に鳥取に来たときには、墓地に大きな穴が掘ってあってそこに墓が積み重ねて置かれていたとおっしゃっていました。親も連れ合いも全部亡くなっているので、その当時のことを知ってるのは私しかいなくなったとも話しておられました。もし、ここが先祖の菩提寺であるなら孫と一緒に訪ねたいとのことでした。

とりあえず近日中に過去帳を調べて見るので、その結果を見てまた連絡することにしました。この方以外にも時折ルーツを調べたいということで電話がかかって来たり、弁護士事務所から手紙が来たりします。生活が安定し、一定の年齢になると先祖を調べたくなるようです。古い過去帳を見たところ寛永年間に羽田家のルーツらしい人を発見しましたが、今から400年くらい前のことですので過去帳をうまくたどれるか自信がありません。それにしても過去帳を全部調べるのは根気のいる仕事です。
 

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