2017年4月21日金曜日

伯耆組とのブロック打ち合わせ

浄土真宗本願寺派は山陰地方で一つの教区を作っています。ただし寺院数は鳥取県28ヵ寺、島根県430ヵ寺となっており、圧倒的に島根県に偏っています。鳥取県内でも非常に偏っていて合併後の鳥取市に12ヵ寺あるのに対し、米子市には1ヵ寺しかありません。本願寺派は全国で一万ヵ寺以上ありますが、分布は偏っています。富山県には教区が二つあります。

ブロックと言うのは鳥取県単位ということですが、共同のブロック主催事業としては、現在は僧侶研修会しかありません。今回は因幡組担当となりましたので、僧侶の法話力アップを目的として講師を選定し、大峯顕さんや釈徹宗さんを当たりましたが今のところ都合がついていません。今後時節にこだわることなくベストな講師を探したいと思っています。
 
伯耆組の報告を聞きましたが、寺院数が少ないためか結束力が強く、宿泊を伴う研修旅行なども実施されています。世代交代も早めに展開され、組長も全国一若いのではないかと思っています。お寺は人口や信仰度、土地柄などの立地条件や規模などにより寺院間の格差が随分と大きくなっています。規模が違い過ぎると課題の共有と言うところが難しくなります。そうなると地域やブロックで組織化することの意味が見いだせなくなるという矛盾を抱えることになります。これからの展開は先が見えないだけに難しいものとなりそうです。

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