2017年4月14日金曜日

教化団体の位置づけ

浄土真宗本願寺派では、僧侶を中心とした組織以外に、ご門徒さんを中心とした組織が複数あります。各寺院の総代さんを束ねる門徒総代会、壮年部を束ねる仏教壮年会、婦人部を束ねる仏教婦人連盟、主に坊守(ぼうもり:住職の配偶者)を束ねる寺族婦人会、子供会や青少年部を束ねる青少年研修部、門徒推進員を束ねる門徒推進員連絡協議会、門徒推進員を養成する連続研修会の6つが鳥取因幡組にはあります。

それぞれが独自予算をもち、独自の活動をするわけですが、鳥取因幡組の基本方針とすり合わせをするため、毎年この時期に寺院と教化団体との連絡協議会を持っています。お互いの予算の整合性、同時期の研修会の調整や統合、経費節減策の共有、独自活動の成果の共有など活発な議論が展開されます。中には執行部のリーダーシップを問うものなどシビアな意見も出ます。

執行部としては各団体の規模や力量を勘案しながら最大公約数で意見意見一致をさせるところが、手腕となります。決して上位下達ではありません。組織運営の基本はそこにあるような気がしています。2時間半しっかり議論が出来ました。その後、定例組会に向けての執行部会を開催し協議を行いました。なかなかハードな一日でした。

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