2017年4月12日水曜日

北朝鮮をめぐる情勢

昨年の龍谷大学同窓会で龍谷大学教授・李相哲さんと少しお話しをしましたが、北朝鮮をめぐる情勢が混沌としている中で、李李相哲さんのテレビの露出度が高くなっています。最近も北朝鮮に対する様々な制裁処置にも体制がビクともしない理由について書かれていました。

北朝鮮の考え方は主権在民ではなく、住民が存在しているのはトップを守るためであるということです。言ってみれば神に近い存在と言えます。そこが韓国とは全く違うところです。ですから住民が餓死しても暴動は起りません。

今日のニュースで気になったのは、日本政府が米国に対し、北朝鮮への軍事行動に踏み切る際には事前協議をするよう要請し、米側も応じる意向を示しているというものでした。こういう報道がされると、まさか軍事行動はしないだろうという論調が危うく聞こえます。

北朝鮮は弾道ミサイルによる攻撃目標を日本の米軍基地と明確に述べていますので、万一軍事行動が起これば、日本が戦地となります。被害は想像出来ないものになる可能性もあります。
一番最初はそれほど大きくなかった金正男氏の殺害報道でしたが、ここにきて非常に大きな意味を持ってきました。北朝鮮もまさかアメリカがこれだけ反応するとは思っていなかったでしょう。杞憂に終わればいいのですが、北朝鮮情勢から目が離せなくなりました。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿