2017年4月1日土曜日

人生の第四コーナー

新年度が始まりました。と同時に決算作業に入ります。5月末の護持会総会に向けて、1年間の総括と決算、計画と予算を作らなければなりません。今までは毎年のように大きな事業がありましたが、今年度は大きな事業の予定はありません。振り返ってみますと専従住職になってからの9年間で、境内のバリアフリー舗装工事、参道と向拝(ごはい)の敷石工事、本堂の断熱工事、駐車場土地の購入、納骨施設安穏堂の建設、墓地の整理・整備事業、、門徒会館建設事業、駐車場舗装・整備事業を行いました。

教化面では、寺だより慶雲の隔月発行、念仏奉仕団参拝、お盆読本配布、お寺カレンダー配布、写経の毎週開催、寺子屋コンサート・寺子屋人形劇場の毎年開催など今まで行ってこなかった取り組みを始めました。この中でお寺は、皆さんの苦しみ、悩みに寄り添うことが大切であることを学びました。

住職を続けるのも、あと3年ですのでこの3年間で総仕上げをしたいと考えています。具体的にはまだ決まっていませんが、とりあえず20年後も存続して行けるような布石を打ちたいと思います。いろいろなアンケートからわかるように、お寺の存在価値は相談できるお寺かどうかということがポイントになると思います。ただし、人々の関心は先祖供養です。そこの折り合いを見つけながら運営していくことが必要になって来るのでしょうか。

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